ちゃんとそこで焼いているパン屋さん。
焼きたてのパンは、ほんとうにおいしくて、至福の時間です。
ご主人もパンが好きらしくて。
「絶対ケーキよりパンがおいしい」と言い張るんですが、
だからなんなんだ、と私は思うのですが。
そんなこともあり、この映画をちょっと楽しみにしていました。
原田知世さんと、大泉洋さんの、「しあわせのパン」。
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| http://shiawase-pan.asmik-ace.co.jp/index.html |
一言で言うと洞爺湖近くのパンカフェの話ですが、
パンをはじめとするおいしい食べ物を味わう時間を通して
様々な境遇の人たちが心を開いていく話。
まぁね。
ひねくれた気持ちで見ると、そんなに都合よくいくわけないじゃん、
ちょっと不自然よね、と思ってしまうようなことも起きますが、
そこは北海道の大自然。
人の感情の精細な部分をさらけだすことを、自然が許してくれるような気がします。
原田さん演じるリエさんも、夏のお客の森カンナさんも、
東京の「たいへん」を背負ってここにきて、言葉にならない変化をしていく姿、
ずっともやもやしている自分の姿に重ねて観てしまいました。
つい毎日イライラして、何かに当り散らしたくなってしまうのが自分の悪いとこですが、
ひとりで生きてるんじゃないんだよ、
毎日おなかが空いてご飯を食べられているところから
幸せなんだと感謝しながら、生かされていると自覚しなきゃだめだなぁ
と反省。
それと、いま自分がいる環境が絶対だと思ってはいけないな、とも。
今置かれている状況は、これまでの偶然や必然が重なって辿り着いているんだけど、
それが自分にとってベストであるとは限らなくて、
思い切って新しいことに足を踏み出すことで、別の世界が開けるかもしれないし、
逆に今の環境が一番良かった、じゃあ戻ろ、ということになるかもしれない。
ただ、そうやって思い切ることには自分自身のエネルギーと、
どこかで自分を見ていてくれる人が必要です。
くよくよしたときは、ご主人とおいしいパンでも食べて、
(命綱を持っておいてもらいながら)広い世界を漂ってみようと思いました。。

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