2011-11-26

現実の裏っ返し

休んでいる間に、久しぶりに旅行ガイド以外の本を読みました。^^;
何でもいいけど何か自分の栄養になるようなものが読みたくて
近所の書店の中をうろうろ3往復。
探すのに疲れて平積みだけ眺めていたら、別の本の平積みの上に
一冊だけ間違って置かれちゃったような一冊を見つけました。
元の場所はどこだったんだろう?と周りを見渡したけどよくわかんない。
そもそも何の本じゃ、これ。
と思って帯や中身をさらっと読んでみて、
「あ、これだ。」と思い購入しました。


いま、地方で生きるということ
http://www.mishimasha.com/books/chihou.htm
ミシマ社HPより

実際に地方で生きている、いろいろな立場の人たちが、
その場所で生きるということにどんな意味を持っているのかがわかって、
新鮮な気持ちにさせてくれます。
どこで生きるかは、個人の選択です。
どこで生まれたか、というのも大きな要因ではありますが。
私は東京生まれ東京育ちで、地域の人間関係が薄い環境で育ったなぁと思うし、
それが気楽でもあるし、そのことでどんなことを損しているのかも知らないでいます。
特に今は、自分には関わりのない場所に関する仕事をしているし、
子どももいないから近所との関わりといえばスーパーを利用するくらい。
最近隣の奥さんとちょっとおしゃべりしたことすら貴重な体験なのです。
簡単に言うと、今の私はどこに住んでても変わらない状況なのです。

私が大学で学び、今仕事にしている「都市計画」ってのは
私自身、まだなんだかよくわからないカテゴリです。
私の動機は「都市化から自然を守るべきだ。」というようなことだったのですが、
いま日本で求められている都市計画は、少子高齢化、人口減少が今後進むときに
今までの拡大志向の都市計画をいかに転換していくか?ということだったりします。

でもはっきり言って、いま挙げたような都市計画の仕事は、お金にならんから、
民間の仕事としては採算取れなくてやってられないし、行政もお金をかけて発注することをしません。
新しく路面電車をひっぱろう!街並みをみんなでそろえてみよう!
という楽しげな計画も稀にありますが、
仕事として成り立つ都市計画ってのは、開発するときにお金儲けできるように、
あらかじめ決められている建築の制限をとっぱらう仕事が中心です。
その代償として基盤整備とか緑化とか公共サービスを新たにするような
「地域貢献」を開発側でしましょうね、ということを織り込んでいくことが
都市計画としてできる開発の意義、ということになっています。

お金もうけをしようとする人、そこに住む人、公共事業を進めたい人、
いろんな人の思惑をうまく調整して、みんながハッピーになれるような計画を立てるのが
都市計画の仕事なんだ、と先生は言ってました。

でも、それは本当に難しいことで、私が6年間観察している限りでは、
「いろんな人」の中にいる「誰か」を必ず裏切ることになる。
なによりも「こんな街がいいな」と思っている自分を裏切ることもしなければならない。
必要性や経済性とか、開発の側面は理解できても、素直に受け入れられない自分がいます。

生きていく上で何に価値を感じるかは人それぞれです。
経済的に安定するために企業で働きたい、
商売を大きくするためにも、ステイタスを得るためにも、都心で働きたい、
都心の夜景を見渡せて免震構造でコンシェルジュのいる高級マンションに住みたい・・・

もちろん、そういう人が大多数というわけではないです。むしろ一握りかも。
でも、私が仕事で相手にする人というのはそういう、「都心嗜好」の人たちです。

都心は、地価が異常に高いし、そういうとこではしょうがないな、という気持ちもあります。
そういうとこは、もう、ガンガンやっちゃえばいいじゃん。って思っちゃってます。
都心に住むということは、そういう状況にあると覚悟した方がいいと思うようになりました。

でも、そこに自分が住みたいか、というと違います。
職場に近いし、実家も近いし、移動や買い物が便利。
働く時間が中心だから、それが大きなメリットになるのはしょうがないです。
でももし自分の家が再開発や公共事業に巻き込まれたら、
私だったら逃げる(笑)。

そうか。
私の仕事は、私のような人間をそこから追い出す仕事なんですね。
私って、都会向きに出来てないんだわ。

でも意外と、都市計画に携わっている人にはそういう人が多いような気もする。
都会の仕事をしながら、どこか地方に対するあこがれを持っている。
都会の実態を毎日感じているからこそ、地方の良さが見えてくる。
でも地方の仕事はほとんどない。
皮肉なもんで。

2011-11-23

都心泊

ご主人が早朝成田から出発なため、
上野で前泊するのに荷物運び屋としてご一緒しました。

都内でホテルに泊まるなんて滅多にないことですが、
一人6000円で至れり尽くせりなおもてなしにびっくり。
部屋は最小限に狭いのですが、インテリアがうまくて落ち着くし、
館内には小ぶりなスパがあり、予約すればタダで岩盤浴もできる。
マッサージチェアやナノケア、アロマディフューザーなどが使い放題。

これは下手にエステに行ったりスパに行ったり、
自宅にマッサージチェアを買ったりせずに、
時々泊りにきた方がお得だわ。
朝ごはんもタダでがっつり食べれるし。
ビジネスマンから観光客までいるなか、女性の一人泊がいたのはそのためかと。
オススメですわ。

不忍池の朝
このハスの大群生は圧巻



一方こちらは初めての夜のお留守番をさせられたこあまさん。
夜ごはんから朝ごはんの間に留守にしたのですが、
帰ったらなにやらたくさん訴えてきました。
いつもと違う様子に緊張したようです。ごめんね。。。

夜一人は寒かったかな

前に空の見えるところ

ここんとこいい天気が続いてます。
近所の公園を散歩してばっかりでしたが
自分と同じ目線まで空が見える場所を見つけました。
都心では上を見ないと空が見えないのがほとんど。
この公園は川が蛇行する一帯を公園にしているため、
ほんの隙間に見える程度ですが
偶然開ける場所ができたようです。
まっすぐ前まで空がおりてきている景色は、
なんてことない景色なのですが
ちょっと遠くにきたような気がしてほっとします。

ここじゃないんだけど。


赤い実がかわいい


今日まで、休養を頂いておりました。
那須に行ったり、子育て中の友人と久しぶりにあっておしゃべりしたり、
一人で動物園に行ってみたり、本を読んでみたり、
絵を描いてみたり、こあまとぐだぐだ過ごしたり。
小さなことですがずっとできていなかったことができました。

些細なことが積み重なって、知らないうちにばてていたようです。
自分は強いと思い込んでいたけど、そうでもないことが分かっただけよかった。
明日から新しい目で周りを見れるようにがんばりまーす


きみのように ちから抜いてみよう

2011-11-16

おいしいよ


那須のホテルのバイキングで、「おいしい!」と思ったメニューを
再現しようとつくってみました。
ちょっと違うけど近いものができたように思います~

(左)豚バラの真似っこマスタード煮

(3~4人分くらい)
豚バラかたまり肉 300g
キャベツ(白菜) 1/4玉
玉ねぎ 1/2個
しいたけ 2〜4つ
塩、胡椒 適量
小麦粉 大さじ1半
オリーブオイル
水 300cc
固形ブイヨン 1個
ブーケガルニ
牛乳 150cc
粒マスタード 大さじ1

1. 豚バラ肉は8mm厚さ位に切り分け、塩胡椒する。
2. キャベツはざく切り、玉ねぎ、しいたけは薄くスライス。
3. フライパンにオリーブオイルをしき、豚肉の表面を焼き、取り出す。
4. 3.のフライパンで引き続き玉ねぎ、しいたけを炒める。しんなりしてきたらキャベツも投入して炒める。
  全体がしんなりしたら、小麦粉を入れて全体によくなじませる。
5. 圧力鍋に3.と4.を合わせ、水、ブイヨン、ブーケガルニを入れて火にかける。
6. 圧力が上がったら弱火で5分。その後火を止めて圧力が下がるまでおく。
7. 圧力が下がったら蓋を取り、さらに弱めの中火で煮込む。
8. ブーケガルニは取り出して、牛乳、マスタードを加え、焦げないよう時々かき混ぜながら煮込む。
9. シチューより少しさらりとする程度のとろみが出ればできあがり。


次はちゃんとオリジナル~
何も考えずに買ってきた冷蔵庫の中を眺めてて思いつきました

(右)牡蠣と春菊の和えもの

加熱用牡蠣  10個くらい
春菊 1/2束
胡麻油 小さじ1/2くらい
めんつゆ(濃縮) 小さじ1くらい
胡椒 少々
1. 牡蠣は塩、片栗粉、酒でもみ洗い。牡蠣と春菊はそれぞれ茹でて、冷水でしめる。
2. 茹でた牡蠣と春菊(しっかり水切り)、胡麻油とめんつゆを合わせたタレで和える。
3. 黒胡椒をふる。牡蠣がプリプリでうまいっ。

2011-11-13

秋那須

ふかふかの落葉のじゅうたん

紅葉も終盤にさしかかった那須に行ってきました。
とにかくのんびりしたくて、あまり計画を立てずに、
こあまも連れて。


ぅわーお。。。

こあま、初のロープウェイ体験。
うなりをあげる乗り物に怯え、
寒さに震え、大変な思いをしながら、
なぜか乗り場のおばちゃんたちの勢いには平気だったようす。
変わった子です。


壮大な景色に無言のこあまさん

翌日も快晴で、こあまにはお留守番をしてもらって
茶臼岳山頂へ。
ロープウェイ駅から1時間ほど登ります。
木々が冷たい風に吹かれて、細かな枝に氷が。
自然の繊細な芸術です。


あまりの寒さにお鉢をぐるっと廻って来た道を引き返しましたが、
朝の奇跡的な快晴のもと、
遠くの山脈やふもとの紅葉も見渡せました。


こんな雲を見ていると、自分も、山も、
さらに大きな地球の中の小さな存在であることを感じます


漂う硫黄の匂いと、もくもく立ち上る湯気。
荒々しい火山の岩肌です

感動したのはホテルの窓から拝んだ朝焼け。
ベッドに寝たまま、カーテンをあけたら
ちょうど隙間に見える地平線から太陽の赤々としたひかりが
空全体に波紋のように広がっていきます。
なんて贅沢な景色…。



お付き合いありがとうございました。

@ホテル
ホテルではわりと楽しそうなこあまでした。

2011-11-04

野良

駅からの帰り道に、とても愛嬌たっぷりの黒白ハチワレちゃんがいます。
かわいがってもらっている家の門の前でだいたいいつもゴロゴロしているのですが、
今日はいないなぁと思って歩いていたら、反対側のお宅から
「ニャア!」
と逆に呼びとめられてしまいました。
この子はいつもこうやって道行く人に愛嬌をふりまいているのです。
なんてサービス精神。


江戸川橋の美容院に行っていた頃、神楽坂の駅まで歩いていました。
神楽坂らしい、細い坂道の住宅街を通っていた時、
玄関先でちょこんとお座りして顔を洗っている猫がいました。
とそこへ、そのお宅の人が帰ってきました。
おじさんの方が、つかつかと猫に近寄って行って、
猫も逃げようともせずおじさんに「ニャァ。」と言っているので、
この家の猫で、頭でも撫でてやるのかな、と思って何気なく見ていたその時、
そのおじさんは右足で思いっきり猫を蹴飛ばしました。
もちろん猫は一目散で逃げて行きました。
「このクソ野郎!○×△××・・・・!」
どうやら少し酔っ払っているようでしたが、
私は自分が殴られたような気持ちになって、おじさんの胸ぐらをつかんで
投げ飛ばしてやりたい気持ちを堪えて、顔を真っ赤にして通り過ぎました。
好き嫌いがあるのは当然です。
過去に大事な植木にうん○でもされたのかもしれません。
でも自分より小さくて勝ち目がはっきりしている生き物に対して
しかも不意打ちで、やっていいことでしょうか。


先日、日も短くなってもう暗い17時半くらいのこと。
近所のスーパーからの帰りに脇道に大きな猫のような影を見つけました。
狸です。
しかも2匹。
私としばらく見つめあった後、人んちの門をガンガン叩いたりしながら
派手に逃げて行きました。
うちのマンションの裏手で単独行動している狸に遭遇したことはあるのですが、
夫婦だったんですね。
近所には大きな公園やお寺さんもたくさんあるので、
住処には困らないんでしょう。
車にだけは気をつけてもらいたいです。
最近は害獣として駆除されることもあるようですが、
かつてのアライグマとはちょっと事情が違って、
昔から彼らはこの辺に住んでいたはずなので、
そっとしておきたいような気持ちです。


野良ネコ、野良タヌキは見かけますが、最近野良イヌは見かけませんねぇ。
小学生のころ、学校の校庭にわりと大きな体の痩せこけた犬が現れました。
放課後、私は友達とその野良イヌを見つけてしまい、とっさに
「何か食べさせてあげなくちゃ」
と思って、近所のおばちゃんに犬のご飯を分けてもらい、
校庭の隅に置いて犬が来るのを待っていました。
でもすぐに大人たちが来て、
「誰だこんなところにエサを置いたのは!」
と怒りながら犬を探しはじめました。
その後のことは覚えていません。
たぶんばつが悪くなって見届けずに帰ったと思います。
でも今考えると、危険だから捕まえられて、保健所に連れて行かれて
殺処分されたのだと思います。
体も大きく、汚れていたし、人にはなついていませんでしたから。。。

犬はしつけられていないと、やっぱり近くをうろうろされたら怖いです。

でも熊にうろうろされたら、やっぱりもっと怖いです。
テディベアとか、くまのプーさんとかの発想は一体どこから来たんでしょうか。
現実の熊が現れたら猟銃持って殺すのに。
昨今の熊問題は本当に深刻です。
私には何が是か非か本当に分かりません。
昔は共存できていた人間(林業)と熊の関係が壊れてしまったことと、
異常気象等によって山の食糧事情が不安定になってしまったこと。
一度人里におりてきてしまった熊は、学習放獣がうまくいけばいいのですが、
もう山に帰れないことも多いのではないでしょうか。
たとえどんなにおなかがすいてやむをえなかったとしても、
いくら若くても、あるいは老いていたとしても。
根気強い取り組みを続ける現場の方々には頭が下がりますし、
熊の恐怖におびえる住民の方々の気持ちもわかります。
でも、少子高齢化、人口減少と、問題は紙一重で、
そういう場所に住むことに対して人は理解と責任を持つべきなのではないかと思います。
もちろん、とても難しいことだし、都会に住む人間の戯言かもしれませんが。


【WWF】シリーズ:クマの保護管理を考える
http://www.wwf.or.jp/activities/2011/10/1015911.html



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こあま ショートショート

こあまハウス2(ツー)
竣工5日目にしてようやく入居



最近お気に入りは
あふれでちゃうベッド


ここにあったはずのゴミ
知りませんか?
(大好きなおやつのゴミを追っかけ中)


家政婦は見た!!!


洗いたてが一番なんだにゃ

2011-11-02

こあま時間

最近いつもモンステラの下で寝てるから、
ほんとの木陰も好きかしらと思って、
近くの公園に連れてっちゃった。


そんなわけないにゃん!

…出てこなーい。
やっぱり外はいろんな音や他人が気になって、怖いみたい。
無理やり引っ張り出しても、
ずーっと私の膝の上で固まってました。


特に犬のキャンキャンいう声がね…。

でも外出には慣れておいてもらわないと、
今後病気したときとか困るので、
時々連れ出したいと思います。


そろそろ寒いので、
あたたかくしていてほしいのですが

こあまはあんまり潜り込むのが好きじゃありません。
フカフカの毛布でふみふみする猫の癖も、
こあまはやりません。
お母さんと過ごした時間がなかったのか、
どこかに閉じ込められたことがあるのか、
分かりませんが、やらないんです。
寒くても、布団の中には入らない。


数分後はこのとおり。
寝相が悪いともいう。

こあまは風邪をひきやすいので、
冷えないようにしなくちゃいけないんですが、
いつも床の上で寝てしまうので困っています。

人間の私はというと…



久しぶりにまたはまった、キムチ納豆。
お母さんの味、いもりんご。
ハラマキして、ぬくぬくと冬を迎えようとしています。
冬眠しちゃいそう。