2011-11-04

野良

駅からの帰り道に、とても愛嬌たっぷりの黒白ハチワレちゃんがいます。
かわいがってもらっている家の門の前でだいたいいつもゴロゴロしているのですが、
今日はいないなぁと思って歩いていたら、反対側のお宅から
「ニャア!」
と逆に呼びとめられてしまいました。
この子はいつもこうやって道行く人に愛嬌をふりまいているのです。
なんてサービス精神。


江戸川橋の美容院に行っていた頃、神楽坂の駅まで歩いていました。
神楽坂らしい、細い坂道の住宅街を通っていた時、
玄関先でちょこんとお座りして顔を洗っている猫がいました。
とそこへ、そのお宅の人が帰ってきました。
おじさんの方が、つかつかと猫に近寄って行って、
猫も逃げようともせずおじさんに「ニャァ。」と言っているので、
この家の猫で、頭でも撫でてやるのかな、と思って何気なく見ていたその時、
そのおじさんは右足で思いっきり猫を蹴飛ばしました。
もちろん猫は一目散で逃げて行きました。
「このクソ野郎!○×△××・・・・!」
どうやら少し酔っ払っているようでしたが、
私は自分が殴られたような気持ちになって、おじさんの胸ぐらをつかんで
投げ飛ばしてやりたい気持ちを堪えて、顔を真っ赤にして通り過ぎました。
好き嫌いがあるのは当然です。
過去に大事な植木にうん○でもされたのかもしれません。
でも自分より小さくて勝ち目がはっきりしている生き物に対して
しかも不意打ちで、やっていいことでしょうか。


先日、日も短くなってもう暗い17時半くらいのこと。
近所のスーパーからの帰りに脇道に大きな猫のような影を見つけました。
狸です。
しかも2匹。
私としばらく見つめあった後、人んちの門をガンガン叩いたりしながら
派手に逃げて行きました。
うちのマンションの裏手で単独行動している狸に遭遇したことはあるのですが、
夫婦だったんですね。
近所には大きな公園やお寺さんもたくさんあるので、
住処には困らないんでしょう。
車にだけは気をつけてもらいたいです。
最近は害獣として駆除されることもあるようですが、
かつてのアライグマとはちょっと事情が違って、
昔から彼らはこの辺に住んでいたはずなので、
そっとしておきたいような気持ちです。


野良ネコ、野良タヌキは見かけますが、最近野良イヌは見かけませんねぇ。
小学生のころ、学校の校庭にわりと大きな体の痩せこけた犬が現れました。
放課後、私は友達とその野良イヌを見つけてしまい、とっさに
「何か食べさせてあげなくちゃ」
と思って、近所のおばちゃんに犬のご飯を分けてもらい、
校庭の隅に置いて犬が来るのを待っていました。
でもすぐに大人たちが来て、
「誰だこんなところにエサを置いたのは!」
と怒りながら犬を探しはじめました。
その後のことは覚えていません。
たぶんばつが悪くなって見届けずに帰ったと思います。
でも今考えると、危険だから捕まえられて、保健所に連れて行かれて
殺処分されたのだと思います。
体も大きく、汚れていたし、人にはなついていませんでしたから。。。

犬はしつけられていないと、やっぱり近くをうろうろされたら怖いです。

でも熊にうろうろされたら、やっぱりもっと怖いです。
テディベアとか、くまのプーさんとかの発想は一体どこから来たんでしょうか。
現実の熊が現れたら猟銃持って殺すのに。
昨今の熊問題は本当に深刻です。
私には何が是か非か本当に分かりません。
昔は共存できていた人間(林業)と熊の関係が壊れてしまったことと、
異常気象等によって山の食糧事情が不安定になってしまったこと。
一度人里におりてきてしまった熊は、学習放獣がうまくいけばいいのですが、
もう山に帰れないことも多いのではないでしょうか。
たとえどんなにおなかがすいてやむをえなかったとしても、
いくら若くても、あるいは老いていたとしても。
根気強い取り組みを続ける現場の方々には頭が下がりますし、
熊の恐怖におびえる住民の方々の気持ちもわかります。
でも、少子高齢化、人口減少と、問題は紙一重で、
そういう場所に住むことに対して人は理解と責任を持つべきなのではないかと思います。
もちろん、とても難しいことだし、都会に住む人間の戯言かもしれませんが。


【WWF】シリーズ:クマの保護管理を考える
http://www.wwf.or.jp/activities/2011/10/1015911.html



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